PERSON人を知る

伊藤昌明(本社 企画リーダー)

- H・K(営業企画)
- Profile:2014年入社
INTERVIEW本音トーク座談会
本社 企画リーダー × スタッフ
- 営業企画としての主な仕事内容を教えてください。
- 国内の官公庁や民間企業を中心に営業活動を行っています。社会問題を解決するための企画提案をしたり、受注・契約に関する業務を行ったりしています。市場分析や情報収集をしてお客様のニーズを捉えて、それに沿ったソリューションを提供しています。お客様によって抱えている問題や課題が違うので、技術部署と連携しながら対策を練っています。
- 業務を受注した後、営業員として大切な役割は何ですか。
- 受注出来たらまず技術部署とお客様の間に立って業務を円滑に進めるための体制づくりをします。営業員自ら打ち合わせを設定したり、工程通りに業務が進んでいるか、お客様が満足いく成果を出せているかを管理しながら進めていきます。そこで特に気をつけていることは、お客様との信頼関係を築くことです。お客様のニーズを先回りしてキャッチし、事前に対応することで自然と信頼感を持つようになってくれます。
- なるほど。ちなみに今はどんなプロジェクトに関わっていますか?
- 2020年東京オリンピック関係の仕事ですね。オリンピック会場に観客やスタッフ、大会関係者を円滑に輸送するための最適ルートの検討にあたって、現在の交通量や周辺道路状況を調査するのが業務内容です。大会組織委員会からの発注なのですが、組織委員会には東京都や区の関係者、道路管理者、交通事業者、スポンサーなど多くのステークホルダーがいます。契約にあたっては、それらの関係者が満足いただけるよう、業務内容や工程、成果に相違がないかを十分協議することが大切です。なぜなら、その事前協議を怠ると、手戻りになったり、クレームになったりするからです。営業員としては、その調整役、橋渡し役といった役割が極めて重要だと思っています。
- 多数の人が関わるプロジェクトだからこそ、どうコーディネートするかが営業員の腕の見せ所なんですね。
- 正直大変だなと思うこともあります。だけど、これは自分にしか出来ない役割なのでやりがいは大きいですね。オリンピックという世界が注目している大会ですからね。その成功に自分も関わっているんだという実感はあります。
- それでは、学生の皆さんにメッセージをお願いします。
- 営業職は、自分の個性や強みを活かして活躍できる職種なのですごくやりがいがあります。もちろん、受注目標の達成という厳しい面はあります。そのため、目標達成に向けて常にスキルを磨いていかなければなりません。わが社では、OJTを通して官庁営業、民間営業の「型」を徹底的に教え込まれます。まずは「型」をしっかり覚えて、それから徐々に自分のスタイルを築いていってほしいなと思います。