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2021.07.06

リモートワーク環境下におけるリーダーシップ、マネジメントの在り方を学ぶ コーチ型リーダー育成研修を開催しました。

株式会社エイテックでは、リモートワーク環境下におけるリーダーシップ、マネジメントの在り方、メンバーとの信頼関係構築について学ぶための「コーチ型リーダー育成研修」をオンラインで開催しました。本研修は、コーチングを企業文化として定着させることを目的に、単発研修ではなく、8か月間(2020年10月~2021年6月)のプロコーチ伴走での継続研修として毎月2時間の研修を合計8回、管理職クラス30名に対して実施してきました。

 

リモートワーク環境下での問題意識と研修内容

当社においては、新型コロナウイルス感染防止対策の一環としてリモートワークの運用を続けていますが、研修開始に当たって実施した全社員アンケート調査結果(2020年8月)では、「リモートワークでは上司との意思疎通がうまくできず、思い通り業務が進まない」、「(対面での指導が難しいので)部下には受け身でなく主体的に業務を進めてほしい」といった、業務マネジメント上の上司と部下のコミュニケーションギャップが多く指摘されていました。本研修は、その問題解決の一つとして取り組んできました。

本研修では、「メンバーと信頼関係を構築し、主体性を引き出すことで、チームとしての成果を最大化する」コーチ型リーダーになるためのコーチングスキルを習得したほか、毎月、日常業務活動での実践とプロコーチによるフィードバックを繰り返し行いました。また、毎回の研修は3~4名のグループディスカッションに多くの時間を割き、対話を通して自分自身の思いをアウトプット・内省することで、自分自身の在りたいリーダー像や行動指針を言語化しました。

 

■研修後の参加者の感想

研修後の参加メンバーへのアンケート調査では、「よくあるハウツーでなく、マインドセットに重点を置いた内容で、知識としてより意識の中に染み付いた」、「トップダウン一辺倒のマネジメントに弊害を感じていた中で、ティーチングとコーチングを使い分けることが重要と理解できた」、「他拠点で面識ないメンバーもいて当初は警戒心があったが、回を重ねるごとに心理的安全性が生まれ、本音で議論することができた。仕事の面でもプラスに作用すると思う」などの意見が聞かれました。

 

今後のフォローアップ

今後は、コーチングを活かした1on1ミーティングの実践や、日常での実践度合いや部下の感じ方などに関するアンケート調査の実施、一般職への研修の拡大などのフォローアップをすることで、コーチングを企業文化として定着させることを目指していきます。