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2024.04.23

【技術紹介】国土交通省道路局の点検支援技術性能カタログ(R6.4)に「非GPS環境 におけるTS誘導ドローンを活用した橋梁点検支援技術」が掲載されました。

国土交通省道路局では、道路施設の点検において新技術の積極的な活用を図るため、令和2年度より「橋梁、トンネル施設の新しい点検支援技術性能カタログ」を取りまとめています。今回掲載された技術は、 株式会社ジツタ(本社:愛媛県松山市、代表取締役:山内延恭)開発の『TS誘導ドローン』を活用し、当社で橋梁点検における精度検証をおこない、橋梁点検技術として確立したものとなります。令和5年度の追加公募において2社で共同申請を行い、所定の検証を経て掲載されました。

当該技術は橋梁下面又は下部工の点検、現況調査に活用するために開発したもので、橋梁施設を中心に多数の実績を積んだものです。

詳しくは下記リンクから、国土交通省のホームページをご確認ください。 

国土交通省道路局 『橋梁、トンネルの施設の点検支援技術性能カタログ』 掲載技術一覧

https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/inspection-support/

 

当社技術

内 容 

技 術 名

非GNSS環境におけるTS誘導ドローンを活用した橋梁点検支援技術

技術概要

(技術番号:BR010064-V0024)

TS(トータルステーション)の自動追尾技術とドローンの自律飛行技術を組合せ、非GNSS下で自律飛行撮影を実現し、合成画像(オルソ画像)より損傷を把握する技術である。橋梁下は非GNSS環境であるため、壁面撮影で要求される技術である撮影距離を統一し、一定の間隔で撮影することは、ドローン操縦者の高度な技量が必要であったが、本技術を活用することで容易にこなせる技術となった。

 

※(株)ジツタTS誘導ドローン原理より参照 https://www.jitsuta.co.jp/ts-drone/

 

誘導するドローン機体          

誘導するドローン機体           TS自動追尾イメージ            点検画像イメージ

 

※当社では外に下記の点検用ドローンが同カタログに掲載されており、今後も点検手法の

簡易化、低コスト化を実現できるように取り組みます。

BR010030-V0324:球体ガードと360°カメラを搭載したドローンによる橋梁点検

BR010032-V0324:水面フローターと360°カメラを搭載したドローンによる溝橋点検

 

 

<本件に関するお問い合わせ先>

株式会社 エイテック

TEL:03-6311-8151 FAX:03-6311-8155

URL:https://www.kk-atec.jp

統括本部 事業管理室 吉本